Repairカーエアコンの修理について

カーエアコンの故障と原因
カーエアコンは、夏の暑い日に「クーラー」として使用するだけではありません。実は「除湿」「送風」「暖房」など、一年を通してフル稼働しています。機能も充実し、今や必要不可欠なものとなりました。
日常でよく使われるものだけに、日頃から手入れしておく必要があります。
こんな症状はありませんか?

雨の日にエアコンを使っても
曇りが取れにくい

風が冷たくなるのに
時間が掛かるようになった

エアコンのスイッチを入れると
異音がするようになった
カーエアコンの修理は、一般の自動車修理とは異なる知識・技術・設備が必要です。
エアコンが故障した場合、ガス漏れやコンプレッサーの異常などが原因として考えられますが、エアコンの故障原因は非常に奥が深く、ガスが抜けているからといって単にガスをチャージするだけでは、根本的な解決にならないことが多くあります。
当社では、長年の経験と熟練した技術で確実な原因を見つけ、エアコン修理を行います。
エアコンは何が壊れるの?
【故障の原因代表例】
カーエアコンの故障原因は様々ですが、大別すると以下のようなものがあります。
・ガス(冷媒)の漏れ
・サイクルの詰まり
・コンプレッサーの焼付
・電動ファンなどの作動不良
・配線やリレー、アンプなどのコントロール系の不良
など
故障の原因までは分かりづらいため、「エアコンが何かおかしい」と感じたら、当社または専門家にご連絡ください。
早期の対応がトラブルを最小限に抑えます。


カーエアコンの上手な使い方
カーエアコンの吸気口は、ほとんどの国産車で助手席側ダッシュボード裏のグローブボックス奥付近にあります。
夏の暑い時期はこの部分の温度が高くなりやすいため、エアコンの効きが悪くなることがあります。極力温度が上がらないように、長時間駐車後はまず窓を開けて車内の空気を入れ替えたあと、内気循環モードに切り替えることで、より早く車内を冷やすことができます。
一方、雨天時の曇り止めには外気導入が効果的で、車種によってはデフロスターにすると自動的に外気導入に切り替わるものもあります。冷暖房の効きに余裕が出てきたら、時折外気を取り入れることで車内の換気や眠気防止にもつながります。ただし、砂ぼこりの多い未舗装路やトンネル、排気ガスの多い場所では内気循環のほうが望ましく、熱交換器やフィルターの詰まりを防ぐ効果があります。
冬場は、エンジンがある程度温まった段階でACスイッチを入れ、コンプレッサーを時々作動させることでエアコン機構のトラブル予防になります。また、吹き出し口の切り替えや温度調整を端から端まで動かす操作を定期的に行うと、アクチュエーターやダンパーの動作不良を防ぐ効果が期待できます。
最近の車は、デフロスターやセンター吹き出し口から内部部品までの距離が近いため、コインや小さな物が内部へ落下すると故障の原因になったり、取り出しが困難になるため注意が必要です。